排尿困難
主な症状
おしっこが出にくい、尿の勢いがない
症状
尿が出にくい感じがある場合を排尿困難感、尿の勢いがない場合を尿勢低下と呼びます。年齢とともに出やすい症状ではありますが、排尿に時間がかかる場合、残尿感、痛みなどの他の症状を伴う場合は受診をお勧めします。排尿障害の悪化とともに腎機能障害を来す場合もあります。
原因
尿の勢いは尿道の広さと膀胱の尿を押し出す力の関係で決まります。男性の場は、前立腺が肥大し尿道を圧迫する、前立腺肥大症が多いです。女性の場合は、膀胱機能が低下している、神経因性膀胱が考えられます。尿が十分に膀胱にたまらないと尿の勢いは悪くなりますので、頻尿などでも排尿困難感が出る場合があります。
まずは、尿検査を行います。エコー検査(超音波検査)で前立腺の大きさや残尿の程度を調べます。また、尿流測定という尿の勢いを測る検査を行います。排尿障害がある場合に、腎機能への影響がないか採血やCT検査を行うことがあります。
検査
まずは、尿検査を行います。エコー検査(超音波検査)で前立腺の大きさや残尿の程度を調べます。また、尿流測定という尿の勢いを測る検査を行います。排尿障害がある場合に、腎機能への影響がないか採血やCT検査を行うことがあります。
考えられる病気としては
- 前立腺肥大症
- 神経因性膀胱
- 尿道狭窄
など