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前立腺生検

前立腺生検とは?

前立腺の組織検査です。前立腺の一部を採取して、癌の有無を調べます。PSA検査、エコー検査(超音波検査)、直腸診などで、前立腺がんの疑いがある場合に行われます。

前立腺は男性の精液の一部を作る臓器で、肛門から触れることが出来ます。肛門からエコーを挿入し、前立腺の形を見ながら針を刺して、前立腺の一部を採取します。10本前後採取します。エコーを入れる際に多少の痛みがありますが、我慢できる範囲内です。

採取した前立腺組織を顕微鏡で観察して癌の有無を調べます。結果が出るのに1-2週間かかります。

1.血尿

血尿は頻度の高い合併症でありますが大半は軽度であり,処置を要する血尿はまれです。

2.直腸出血

多くは軽度ですが,まれに輸血などが必要となる重篤な出血を来すことがあります。

3.血精液症

精液に血が混ざる状態ですが、基本的に経過観察で問題ありません。

4.排尿障害

生検後の排尿障害は通常一過性であり,尿が出なくなる急性尿閉の発生率は0.2〜1.1%です。大きな前立腺体積,検査前からの排尿障害の存在がリスク因子です。

5.感染症

感染症の発生率は発熱0.6〜17%,敗血症0.1〜3.1%です。

初回の前立腺生検が陰性であっても約20%の前立腺癌が見逃されている可能性があるため、PSA値による経過観察が必要です。PSAの持続的高値や上昇等がある場合は再生検を検討します。



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